おからの効能について

食品の栄養素について

以前下記の記事で、ご紹介したおからクッキーに使っているおからについてのお話をしようと思います。

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そもそもおからとは何なのか。改めてご説明します。
おからとは、豆腐を作る過程で豆乳を絞ったあとに残る物質のことです。
おからを食べてみると、大豆の風味を感じられ、食物繊維やタンパク質が豊富に含まれていて栄養満点な食品です。

更に、私のクッキーレシピでは、おからパウダーを使用しています。
生のおからの水分を飛ばしてパウダー状にしているので生のものより日持ちがします。
そして、大豆の風味があるのか砂糖が入っていないのに、なぜかほのかに甘く感じるのです。

クッキーを販売していた当時は、こちらのユウテックさんのおからパウダーを使用していました。
500gで、775円です!(2024年/04/06現在)
とても細かい粉末状なので生地にもすぐ馴染んて使いやすかったです。
500gって多いかも?と思っても一般的に売られている薄力粉なども1kgは入っていますし、一部を小麦粉に置き換えたり、お菓子作りをする人は、すぐになくなってしまうのではないでしょうか?

ダイエット

皆さんの一番の関心はここではないでしょうか?ダイエットに効く!
どう効くのか?

おからは、吸水率が高いです。ものすごく水分を吸います。ということは、摂取するとお腹の中でかなり膨らむので満足感も得られやすいのです。ですので、おからパウダーを使ったおからクッキーを食前などに数枚食べてホットミルクや豆乳を温めたドリンクを飲んだら他の間食や食事も減らせますし、ダイエットに有効だと思います。(私が紹介したおからクッキーは、摂取すると水分を吸うので、ドリンクを飲まないと喉に残りやすいですのでドリンク推奨です

おからは、小麦粉よりも糖質が低いので、低糖質ダイエットにも役立ちます。

便秘解消

先述した通り、おからには食物繊維が豊富に含まれているため便通が良くなります。
なぜかというと、食物繊維には水に溶けにくい不溶性食物繊維があり、水分を吸収して便の容積を増やします。便が増えると、大腸が刺激され、排便がスムーズになります。

コレステロール低下、高血圧予防など生活習慣病にも効果あり

食物繊維には、もう一つ効能があります。水溶性食物繊維です。
水に溶けやすく、水に溶けるとゼリー状になります。
小腸や胃での栄養素の吸収の速度に時間がかかるので、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。
コレステロールを吸着し体外に排出することで血中のコレステロール値も低下させます。
さらに、ナトリウムを排出する効果もあるので、高血圧を予防する効果もあります。食物繊維は糖尿病、脂質異常症、高血圧、動脈硬化など、さまざまな生活習慣病の予防に効果があります。

美肌効果

腸は食物の栄養素を吸収し、不要なものを便として排出する器官ですが、小腸の終わりから大腸には細菌がびっしりと張り付いていて、その細菌の働きは、腸内だけでなく肌や体全体にも様々な影響をもたらしています。
腸内環境を左右する腸内細菌は、大きく分けると、体に有益な働きをする「善玉菌」、体に不調をもたらす「悪玉菌」があると言われていますよね?この善玉菌を増やしてくれるのが、食物繊維なのです。

女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする大豆イソフラボンを含むことから美肌づくりにも役立ちます。エストロゲンは、女性特有のホルモンで、肌の新陳代謝を促進してシミやシワなどを防ぐ作用があります。

お菓子の生地もしっとりさせる

おからパウダーは、先述したとおり吸水率が高いのでクッキーやケーキに使うと、とてもしっとりとします。おからクッキーのレシピでは、小麦粉の一部をおからパウダーに置き換えて作っていますので、崩れやすいところもありますが、水分をしっかり吸っているので割と生地は纏まりやすいです。
材料には、アーモンドパウダーも入っているので、そちらもしっとり感をサポートしてくれています。

おからパウダーの効能は、どうでしたでしょうか?いいことづくめなおからパウダー。
このおからパウダーを使ったおからクッキーのレシピは、こちらです↓

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