人工食品添加物は、全て悪なのか?

お菓子について思うこと

健康志向や自然食品ブームで、人工甘味料や人工食品添加物は、悪だ!ということが一般的になってしまったが、果たして本当にそうだろうか?

以前、山崎製パンがイーストフードや乳化剤身体に悪いものではないと自社で検証をして世間に激震が走った。

パン業界激震 「イーストフード・乳化剤不使用」表示の是非 

味の素についてもこちらのページで、適量摂取であれば自社の製品は問題ないと提唱している。↓

フェイクニュースと闘う味の素 ニューヨークから世界へ情報発信

人工甘味料や化学調味料が悪とされているけど、天然色素も薬品で色を抽出しているものもあるし、その中にはアレルギー物質も含まれるものもある。

アレルギー物質や自然毒(フグ毒など)は微量でも摂取すると死に至る可能性もあるけど人工的に作ったものなら大量摂取しなければまず死ぬことはない。

私は、自然ほど得体の知れないものはないと思っている。
科学者たちが人工的に作ったものならまだ人間の知り得る範疇であると考える。

人工調味料でも人工着色料でも科学者たちが、必死で開発して体内に入れても安全に摂取できるように作られたものだと思う。もちろん、大量摂取すれば体には良いはずはない。

だが、それはどんな食品にも言えることなのではないだろうか?
いくら自然のものでも大量摂取すれば体調を崩すのは当たり前のことである。

アイシングクッキーやカラーケーキでも、合成着色料を使用しているが、着色料の使用量はこんなものである。この先にほんの少し付くくらいの量で充分着色できる。

そうは言っても子供に食べさせるのはちょっと心配、、という声が聞こえてきそうだが、私は、子供の頃から成人するまでほぼ、毎朝食パンや菓子パンを食べていたが、いい歳した今でも別段、体の悪いところはない。

自然のものを摂取しましょう!人工的なものは全て悪です!というのは天然思考ビジネスを浸透させるものではないか?との見解もある。

実際に、怪しい自然派ビジネスや思想も横行している。

偉い学者先生が言ってたとか、医者が提唱してたとか…もちろん正しいこともあるが、全てを鵜呑みにして盲信してもいいものなのだろうか?

自然派を推奨する人達の中には、ある材料をお風呂の浴槽に入れて、その水をいつまでも変えなかったりとか赤ちゃんは産湯で洗わずに放置していた方が健康にいいんだと言ったりといき過ぎているところもあると思う。

さて、食の安全が問いただされる時期に来ているのでは?と思った。

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